ビバ、日本語

 今日仕事帰りに本屋に寄ったら、ちょっと前に日記に書いたポール・オースターの「Timbukutu」って小説の翻訳が出てました。見つけた瞬間、手にとってレジに向かってました。他にも探し物があったはずなのだけど・・・。ちなみに、小説のタイトルはそのまんま『ティンブクトゥ』でした。ただ、ペーパーバックの表紙の黒く引き締まったカッコいい犬とはうって変わって、翻訳本のはふさふさと毛並みの整ったかわいらしい犬。小説の主人公の犬(ミスター・ボーンズ)の設定は、こんなかっこよくも、かわいくもない醜い老犬なんだけどね・・・たぶん。これから読んで、自分の和訳があっていたか確かめようかと。


ティンブクトゥ

ティンブクトゥ


 今回は英語と日本語の違いがあるからまた違うのかもしれないけど、「よく同じ本を何回も読めるね」って不思議がられたことが何回かあります。面白かった本を読み返すのは結構好きで、平気で3回くらいは読めます。基本的に忘れっぽいのでちょっと期間を置くと、それなりに新鮮な気持ちで読めるし、結末がわかっているので(それなりの期間を置くと忘れることもあるけど)安心して読めのがいいです。あと適当なページから読めるしね。自分でもよくわからないけど「この続きどうなるのかな」って緊張した気持ちではなく、「この続きどうなるんだっけ」みたいな気軽な気持ちで読めるのが好きなのかな。ちなみに風呂場におきっぱの『ガリバー旅行記』に関してはもう何回読んだかわからないです。まあこれはおもしろいうんぬんの前に「そこにガリバーがあるから」ってだけな気がするけど。


ついでに「Timbuktu」のペーパーバックの表紙はこんなんです。。。


Elephants of Timbuktu [VHS] [Import]

Elephants of Timbuktu [VHS] [Import]



嘘です。
こっち。


Timbuktu: A Novel

Timbuktu: A Novel