なんとなくクラシック

 普段はロックとかテクノばっかりで、クラシックなんかほとんど聴かないのだけど、たまに聴くのはいいかもしれないね。クラッシックを聴くと、それはもうアルファー波とかガンマ線とかでまくりで、癒し効果とかもあるし、がんばれば肺とか心臓とかも透けて見えます。
 今聴いているのが、ラヴェルという人の『亡き女王のためのパヴァーヌ』ていう曲です。しばらく前にテレビで流れているのを聴いて、次の日にCD屋で1000円くらいで購入しました。たぶん管楽器とかを色々使って演奏している、全体的にゆったりとした曲なんだけど、不思議と高揚感を覚えるのだよね。僕の感覚がおかしいだけなのかもしれないけど…。
 ラヴェルって人については、googleとかで検索すると色々でてくるので調べられると思います。便利な世の中ですね。この曲自体好きなのだけど、タイトルも結構いいと思う。パヴァーヌってのはどうも、こういった様式の音楽のことを言うらしい。よくタイトルにバラードとかつく曲があるけど、それと同じってことかな。『あんたのバラード』とかね。うん、きっと一緒。で、亡き女王というのは、美術館に飾ってあったスペインの女王の絵画のことで、その絵を見たときにこの曲を思いついたらしいです。絵を見て、曲を思いつくなんてなんか不思議です。
 大学のときの先生が言っていたのだけど、人は絵を描いたり音楽を作ったり、物語や詩を書いたりして、自分の感情や考えを表現しようとするけど、その方法は自ら選択するのではなくて、自然と選んでしまっているものなのだそうです。自己表現するためにロックをするぜっ!なんていう人たぶんいないでしょ。自然と絵を描くようになって、自然とその中で自分を表現するようになるんだそうです。もう少しうまく説明できるといいのだけど、無理、行間から読み取ってください。まあ僕もそういうものなのかなと思ってます。
 なんか話がそれてしまったけど、たまにはクラシックを聴くのもいいですね。癒されまくってファックとか一度も書かずに済みました、よく寝れそうです。