『ペンギンの憂鬱』を読んで。

 しばらく前に紹介した『ペンギンの憂鬱』を読み終わったので、感想でも日記(と読んでいいのかわからないけど)に書いて載せようと思ったのだけど、実際に書こうと思うと何を書いていいのかわからない。結構おもしろかったのだけどね。
 まあよく考えてみたら、夏休みの宿題で読書感想文というものがあったけれども、あれが極端に苦手だったし、学校を卒業して以来、読書感想文なんかを書いた記憶はないから、そこから成長していなくても当然といえば当然かもしれない。ただ、当時は本などほとんど読んでいなかったのでそれが原因かと思っていたのだけど、高校くらいから多少本を読むようになった今でも苦手なので、原因はどこか別にあるのだとおもう。原因として真っ先に思いつくのが、「忘れっぽい」ことだ。ていうかそもそも「覚えた」かどうかすら怪しい。つい1週間くらい前に読み終えたこの本でも、主人公の名前はすでに忘れていて思い出せない。はっきりいって、作者にはあとがきなど書く暇があったら、登場人物の一覧と簡単な紹介を書いてほしい。とくにたまにしか登場しない人物がいる場合など、読んでいる途中で「こいつはだれだっけ?」って忘れることもあるから、登場人物一覧は本から切り離して手元において置けるようにしてもらいたい。・・・なんか趣旨が変わってきたので話を戻すけど、主人公の名前すらろくに覚えていないので、感想など書けるはずがない。ので感想書きません。

 読書感想文で思い出したけど、中学生のときに3年間毎年読書感想文で夏目漱石の『坊ちゃん』で感想文を書いて(同じ先生に)提出していた友達がいた。内容は多少変えていたらしいのだけれど、先生に怒られるどころか、帰ってきた感想文の先生のコメントを見るとかなりいいことが書いてあったようにおもう。僕はというと、せっかく苦労して書いた感想文を夏休み半ばの締め切りに提出しにいくのをすっかり忘れて、始業式の日に思い出して持っていったら、先生にヘッドロックされてげんこつを3発もらいました・・・。そろそろお礼まわりに・・・。いい思い出です。